Wednesday, September 16, 2015

The Trick of Vegetable Juice - not a Savior of Health! 野菜ジュースに騙されるな!

 のどが渇いて、何か飲み物を買おうとするときに、特保が付くものや、野菜ジュースなどを選びがちではないでしょうか?

 特に外食が続くと、野菜ジュースを頻繁に飲んで、これで野菜不足の解消になると思って安心したりしませんか?

 まず問題なのは、「1日に必要な野菜が取れる」という表示はトリックだ[1]という指摘はあります。「その数字を基に、1日に必要な野菜350g分を計算上、入れたということであって、野菜350gを取った場合の栄養素が入っているわけではない」からです。「その数値」とは、パッケージに表示されているいくつかの栄養成分のことでしょうけど。

 輸入された濃縮ペーストを持って製造されるものが多いのはその次の問題です。この“濃縮ペースト”に水を加えて元に戻したものを「濃縮還元」と呼ぶ。国内で戻せば「国内製造品」と表示していいそうです[1]。
だが、「この方法だと、香りはもちろん、ほとんどの栄養素が失われてしまう。食物繊維は飲みにくくなるので、あらかじめ取り除いている。メーカーによっては香料やビタミンC、ミネラル、カルシウムなどの食品添加物で補っています」[1]。
さらにやばいのは、香料です。「この香料がくせものだ。化学的に合成された香料は3200以上あり、それらを組み合わせて作る」![1]
問題は、メーカーがどんな香料をどれだけ使っているのか、消費者に知る術がないことだ。何百種類使っても「原材料名」には「香料」の一括表示でOKなのである。[1]
もっとやばいのは、野菜ジュースに含まれている硝酸態窒素です。
「硝酸態窒素を大量に摂取すると、体内で亜硝酸窒素になります。これは血液中のヘモグロビンが酸素が取り込む前に酸素を取ってしまうので、貧血を起こす。アメリカでは、ほうれん草の裏ごしスープを離乳食として赤ちゃんに与えたところ、酸欠状態になり、全身が青くなった。そこから『ブルーベビー病』と呼ばれています」[1]

 立場が少々違うが、野菜ジュース擁立する人もいます[2]。

 参考リンク[3]の「野菜ジュースさえ飲んでいれば大丈夫、とは言えません」という論点について以下のように述べています。
原料となる野菜の種類や栄養素は指定されていないため、メーカーや商品によって含まれる野菜や栄養素は大きく異なり、また旬の季節に収穫されたものかどうかによっても、ビタミンやミネラルの含有量は大きく左右されます。
さらに「野菜」から「野菜ジュース」に加工する際には、「搾る」「加熱する」という工程を経るため、ビタミンC や食物繊維など、一部の栄養素は減少しています。商品によっては加工により失われた栄養素を添加されているものもありますので、成分表示をチェックしてみましょう。


参考リンク
[1] 「野菜ジュース」の成分は“満足感”だけ!
[2] 野菜ジュースの効果・栄養について~飲んでも意味がない説を徹底解説~
[3] 野菜ジュースは野菜の代わりになる?

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