Saturday, July 28, 2012

Why Bubble Keeps Getting Born and Bursted 何故バブルは生まれ続けて、そして破裂し続ける?

    MSN産経ニュースでは、米「SNSバブル」破裂というタイトルで、フェースブックなどについて以下のように報道しました。
    インターネット交流サイト(SNS)の成長性に陰りが見え始めた。SNS最大手の米フェイスブックが26日発表した上場後初の四半期決算は最終損益が1億5700万ドル(約123億円)の赤字。25日にはフェイスブック、ソーシャルゲーム最大手ジンガ、割引クーポン購買で知られるグルーポンの株価がそろって上場来安値を更新するなど、過度な成長期待がはがれ落ちた。
    フェイスブックの2012年4~6月期決算は主力の広告事業が堅調で、上場費用を除けば実質黒字を確保した。ただ、時間外取引でフェイスブック株は一時10%超下落した。
    フェイスブックは5月に、ネット企業最大のIPO(株式公開)の触れ込みでナスダック市場に上場したが、景気や広告頼みのビジネスモデルへの懸念から、株価は公開価格の38ドルを大幅に割り込み、上場以来、36%も値下がりした。
    ちょっと考えてみて、これは初めてのことでもなければ、これからなくなることでもないことはすぐ分かります。
... ...
    ネット広告市場で期待されている成長分野は携帯電話だ。だが、先輩格のグーグルやアップルと異なり、SNSは利用者との接点になる独自の基本ソフトを持っていない。決算発表後の電話会見で、ザッカーバーグCEOには携帯電話戦略に質問が集まったが、CEOは明確な戦略を述べず、市場の失望を買った。
   売りが売りを呼ぶ「ソーシャル・バブル」破裂は資金循環の悪化につながる。SNSからは、駆け込み的に増資を引き受けた投資家が、上場直後に売り逃げる現象が目立つ。グルーポンは上場した昨年11月から77%も株価が下落した。高い話題性に目を付け、短期の上場益にあやかろうと世界中の投資家がSNS株に群がったのも、バブル破裂の一因になった。

    ごく近代の話としては、日本のバブル経済の話は一番有名で分かりやすいです。あれだけ、不動産バブルが騒がれて、そしてあれだけ皆が苦しめられたのに、何年かあと、アメリカで同じように不動産がバブルになり、サブプライム問題の引き金となり、いまだに無数の過程はUnder Waterで苦しんでいます。

    日本のバブル経済よりさらに近い話ですと、IT、ドットコム、ヘッジファンド等、様々なバブルが生まれては破裂しを繰り返してきました。

    ひょっとして、人間の知能はとうとうSFで絵がれているように、とてつもなく低下してしまったのではないかとしか考えられません。というのは、過去の歴史を振り替えてみれば、何がどうしてバブルになっているかは、手に取るように明白です。どうしてそれがバブルだと分からないかは不思議なくらいです。

    でも、バブルだという「XX専門家」は殆どいません。破裂してから、初めて出てきて、「あれはね、XXが原因で破裂した」と偉そうに語り始めます。はっきりって、へい理屈は所謂専門家でなくでも、誰でも簡単に言えます。本当の専門家は、バブルの時にはっきり指摘し、バブルでなくしてしまう人です。それも、素人でもできることです。

    が、今の経済情勢・仕組みでは、それは許されない話です。いらなくても、あまり使わなくても、手に入れてからすぐ捨ててしまってもいいから、とにかく新しい製品をどんどん作って、売りさばいて、人々に買ってもらえないと、ダメなんですから。

    「エコ」なんて言うのは、他の言えない事実を隠すためだけです。本当のエコは、今の無駄をなくすだけです。簡単な話(何でも実に簡単です!)、使い古くなったのもをなるべく修理して、大事に使っていくだけでも、今皆がやっているどんな「エコ」のための努力よりも効果的で、「エコ」です。新しいモデルの車、家電、素材等などは、入りません。逆によりシンプルなもので置き換えるべきです。それで、何よりもエコです。

    むしろ、この世の中はバブルが必要です。バブルがなければ、楽にお金をもうけられなくなっています

    バブルを作り出すには、馬鹿な人々が必要です。人間は退化したのではなく、見事に騙されているだけです。

    その内、本当に退化知るかもしれません。スマートフォン何かより百倍、千倍、一億倍賢い帰化を作ってしまえば、人間は本当に退化してしまいます。

    でも下手すると、そうなる前に、資源を使い果たして、バブルすら作れなくなるかもしれません。

Sunday, July 15, 2012

The Trivia of Korea 韓国トリビア・雑学

(本投稿は「Interesting Facts about Korea 韓国面白大事典」に移り、引き続き更新されています) 

1.ミニスカート・パンツが多い
    特に若い女性は、スタイルがよくて、肌白で、足が長い人がおおいです。ミニスカートやパンツによって一層その美しさが強調されます。
    しかし、何と言ってもその短さです。「超!」という言葉以上適切な言葉はありません。
    これも、2012年のはやりだからだけかもしれません。

2.車は歩行者に譲りたがらない
     横断歩道でも、歩行者がちょっと躊躇すると、車が先に通ってしまいます。よほど積極的に先に行こうとしない限り、絶対ゆずっくてくれいないと思った方が無難です。

3.酒好きな人が多い
    夜となると、あちらこちらで楽しく飲み食いしているグループが見られます。また、深夜になるにつれ、千鳥足で歩く人も増えてきます。人によっては、大声で叫び始めることもあります。また、道端で大の字で寝てしまう人もたまに見ます。

4.外食する人が多い
    街中のどこに行っても、レストランばかりです。しかも、ほとんどのレストランは大繁盛しています。どれもこれも、楽しく、賑やかに食事やお酒を楽しむ人で一杯です。値段は日本に比べると安いからでしょうか、外食する人は日本より多い感じでした。友人に聞いても、家で料理することは少ないという人も結構います。

5.原付は歩道を平気に走る
    交通法ではどうなっているかは不明ですが、時々郵便や配達屋さんの原付は平気に歩道を走っている。歩行者としてはかなり不安で身の危険を感じることはしばしばあります。

6.ファーストフードでも出前をする
    ピザ屋などは当たり前ですが、マクドナルドやロッテリアでも、原付で出前をしてくます。

7.スマートフォン・ユーザーは普及している
    サムスン(Galaxyシリーズ)やLG(Optimus)は優れた製品を出しているおかげで、ほぼ全員スマートフォンを使っています。サイズの大きめのGALAXY NOTESもかなりの割合で利用されています。

8.デジタル放送は優れている
    スマートフォンで動画のコンテンツを楽しんでいる人はよく見れます。それは地上だけではなくて、地下鉄の中でも見られます。韓国のDMB(デジタル・マルチメディア放送)は地上は当然のことで、地下鉄でも提供されいますので、このような便利な利用方法は生まれるわけです。
    日本の(地上でも)途切れ途切れのワンセグとレベルは違います。

9.屋台に女性客も多い
    繁華街にはレストランの多さはすでに上で挙げたが、屋台も数多く立ち並ぶことが多いです。値段の安さと手頃さのためでしょうか。屋台も結構繁盛しています。料理はほとんど「ジョン」(전)というチジミ系の料理が多いです。男女や年齢問わず幅広く利用されています。屋台によっては、客がほぼ女性のみのもあります。

10.喫煙者はまだ多い
    (特にオフィス)ビル内はさすがに大体禁煙になっているためで、ビルの外にいつも喫煙者が見られます。女性の割合は結構高いです。公衆の喫煙上では、時には半分女性の場合もあります。一般の小さいレストランではまだ喫煙できるところは多いです。

11.ヤクルトレディーは大活躍
    地下鉄の出口近くには2,3台のヤクルト・カートが見られます。また、ビルの入り口付近でも商売に励んでいる姿が見られます。

12.コーヒーショップが多い
    レストランに負けないくらい数多く存在します。STARBUCKSのような名チェーン店もあれば、名の知られていないローカルな店もあります。その数はとにかく凄いです。また雑貨やおかずだけを売っているような小さい店でも、コーヒーをからなず売っています。靴や服のような専門店でも、コーヒーショップが一緒に出店しているところは少なくありません。
    そのわけは、やはり韓国人のコーヒー好きさにあるのでしょう。朝から、各種のコーヒーを手にして歩いている人は沢山います。昼の定食は5,6千ウォンしかないのに、コーヒーは安くても2千ウォンで、高いところは4千近くします。それでも利用客が多いのは、余程コーヒーが好きだからに違いありません。
    韓国人には、起業したい人が多いそうです。その中で、一番やりたいビジネスはコーヒーショップだそうです。日本の場合は、蕎麦屋さんでしょうか。

13.髪を染める人は殆ど無
    日本では、茶髪や金髪が普通に見られますが、韓国では殆どありません。もしたまにいるとしたら、皆にじろじろ見られるに違いありません。

14.カジノはあるが、外国人しか入れない
    金浦などの空港を出るとすぐ見られるのは「パラダイスウォーカーヒルカジノ」(Paradise Casino Walkerhill)というカジノの広告が見られます。しかし、それは外国人しか入れません。

15.女性は長い髪が多い
    短い髪の女性はたまにしか見ません。殆ど肩以下の長さに伸ばしています。

16.犬食いでも器持ち食いは禁物
    器を持って食事するのは、とてもお行儀が悪いことになっています。

17.日没後の口笛は禁物
    お化けが来るらしいです!

18.治安がいい
    深夜12時や1時台でも、女性一人平気に歩いている姿を見られます。凶悪事件はあまり発生しないらしいです。

19.公園やデパートは月曜日休みが多い
    特に滞在時間の短い観光客としては要注意です。せっかくのショッピングプランは、ただのウインドウショッピングで終わってしまうかもしれません。また、世界遺産でも、そとから眺めるしかないかもしれません。

20.整形した人が多い?
    実際の割合は分かりませんが、世界的な整形外科の国として自負しているようです。また、整形外科の広告も多いです。そのBeforeとAfterを見ると、感心するというか、「詐欺ではないか!」と驚いてしまうことも多いです。そのAfterを見て結婚してしまう人は、可哀相な気がしないでもありません。これを知っていると、K-Popや男女優達は、本当は「原産」かどうかも気になってしようがありません。

21.車はクラクションをよく鳴らす
    せっかちの人は多いからでしょうか、ちょっとでも気に食わないと、すぐクラクションを鳴らす運転手が多いようです。よく見ると、確かに道路はそれほど広くない割に、車の速度は異常に早い気がします。

22.韓国人の半数近くは金、李、朴、崔のどちらかである
    2000 人口住宅総調査 姓氏および本貫集計結果(統計庁)によると、金、李、朴、崔という名字の人口数ははそれぞれ9925949、6794637、3895121、2169704であり、全人口は4985289ですので、約45.7%を占めることになります。幸いなことに、同じ本貫出なければ、同じ名字同士でも結婚できるそうです。

23.日曜日は買い物しない?
    とても信じられないかもしれませんが、スーパー(例えばe-mart、KIM's Place)は日曜日休みです。土曜日遊びに行って、日曜日次の週のために買い物をするなんて甘いスケジュールでは、ひどい目に遭います。
    よく調べてみると、それはいつもではなく、毎月の第2と4の日曜日に限ります[2]。また、それは小売り大手の強制休業を条例で定めた地方自治体の管内にある量販店、大型スーパーだけです。それは、零細小売業者、そして在来市場に客と活気を取り戻すためで、2012年四月から実施され始めました。

24.赤くない食事はない?
    街でぶらぶらしてみればすぐわかりますが、ほぼすべてのメニューには、トウガラシが入っています。辛さこそ劇的で口に火が燃えているようなものではありませんが、辛くない食事は、ほぼ無です。
    色では分かりませんが、実は韓国の食事にはもう一つの特徴があります。それは砂糖の使用量です。殆どの食事には、砂糖を多用しています。それは、伝統的な食事から、洋食(例えば、ピザー)、ファーストフード(例えばサンドイッチ、バーガー)まで、全部甘めに味づけされています。普段あまり甘いものは好きではない人にとっては、どちらかといえば、激甘と時々感じるかもしれません。

25.人口の半分はソール地域に
    ソールとその近辺の利川(イチョン)市及び京畿道(キョンギド)を入れると、韓国の約半分の人口である2千5百万人は集中しています[1]。ソールだけですと、世界2番目の大きい大都会で、韓国の約四分の一(一千万以上)は住んでいます。    
    近年、少子化や定年退職者の転出などで、ソールの人口は微減しつつあるが、それでも、人が多いことは変わりません。


26.キリスト教大国
    韓国の三分の一はキリスト教徒です。その内、プロテスタントが18.3%、カトリックが10.9%です(wikipedia)。その証としては、街のどこに行っても、すぐ教会が見つかります。
    面白いのは、教会の建物です。外見から見て、海外にあるものとそっくりだと思ったら、中に入ると、ごく普通の建物と同じ、複数回に分かれて、それぞれの階に大きめなホールがあります。ミサなどの宗教活動は、それぞれのホールで行われます。
    因みに、他の宗教は儒教(人口の0.2%)です。


27.女性の背が高い
    時々身長の高い女性を見かけます。ハイヒールのせいだと思ったりしたが、よく観察していると、なんとなく平均的に日本より(厳密にはソールが東京より?)身長が高いように確信を持ちました。Wikipediaによると、2005年の統計では、日本人と韓国人の女性の平均身長はそれぞれ1.580 mと1.6111 mだそうです。やはり、韓国女性の方は身長が高いです。


28.キャリア女性は多い
    昼間の定職屋さんでは、男性とほぼ同じ割合で女性客が見られます。深夜残業してから帰る途中でも、同じ割合で仕事帰りの女性が見られます。知っているところを見ても、昔でよく言うOLだけではなく、いわゆるキャリアの女性はかなり多いです。しかし、2012年7月17日付の産経新聞によると、「韓国の15歳(???)以上の女性で仕事をした人は半分ほど、高等教育を受けた女性の労働参加率は、経済協力機構(OECD)加盟34カ国の中で最低だ」と言っています。どうも、町で見ている印象とは違います。


29.スタイルがいい人が多い
    アジア人の肥満割合は欧米人より断然少ないことは周知の事実です。しかし、韓国人は、日本人と比べても、平均的に男女ともスタイルがいいような気がします。食べ物には唐辛子はより多いのも確かですが、カロリーは日本より少ないように見えます。また、ウォーキングやサイクリングする人も日本より多いように感じます。どうでもいいですが、右のダイエット関連広告(?)はとても可愛いです!

30.コンビニは飲み屋さんになる?
    日本でもコンビによって、店の外に机と椅子が置かれて、そこで飲食を含めるちょっとした休憩はできます。しかし韓国では、殆どのコンビニには机と椅子がそこにあります。また、そこでコンビニで購入したかや自前のお酒とつまみで本格的に飲むことさえできます。場所によってはカネのなさそうな若者が多いですが、いい歳のサラリーマンも利用することがしょっちゅうあります。

31.合鴨も好き!
    最近あるカモ肉専門の店で2回ほど食事をしました。どちらかといえば、メインは合鴨のような肉をさらに焼き肉風に料理をする食べ方です。それと一緒に、焼酎(Jiroなどアルコール度20度位)かビールをひたすら飲みまくりです。スーパー(E-Mart)で見付けて早速買ってみたが、真空パックしたもので、600グラムで一万三千ウォンでした。

32.キムチ専用冷蔵庫!
    最初はピンとこなかったが、電気屋さんで見たこともないようなものが置かれていると思って近付いてみました。大きめの収納箱だと想像したが、蓋を開けてみると、複数の小さい箱が詰まっていす。説明をよく読むとそれは何とキムチ専用の冷蔵庫です。勿論、キムチに限らず、様々な種類の味噌も保存できます。
    韓国だからの製品ですね。別のコーナーには、普通の冷蔵庫のようなものもありました。値段は張るが、空間をもっと有効的に利用できます。

33.巻き寿司大好き!
    朝食や、お昼の追加メニュー等によく登場するのは、巻き寿司のキムパプ(김밥)です。値段が安い上に気軽につまめますので、とても人気があります。
    中身は、アメリカでいうカリフォルニア・ロールのように、様々な組み合わせがあります。味づけは全般的に甘めです。但し、酢飯を使わないで、ご飯を塩やごま油で味を整えます。生魚も使いません。だから、厳密には、ご飯の海苔巻きと言った方が正しいでしょう。

34.ガン患者のトップは男性:胃がん、女性:乳がん
    2005年データ[3]によると、韓国で確認されたガン患者の中で、男性は胃がん(22%)の割合は一番高く、女性は乳がん(29%)でした。因みに、結腸と直腸(ColonとRectum)の割合はそれぞれ12.6%と11.3%ですので、男女の消化系(?)の合計は、それぞれ34.6%と2.5%になります。
    やはり、キムチのせいでしょうか。唐辛子は食べ過ぎると、悪いこともあるような気がします。
    おまけですが、肝臓がんの割合は、それぞれ15.0%と5.9%でした。お酒を愛した代価もあったかもしれません。しかし、女性はやはりお酒に強いですね。さらに、肺がんの割合は、それぞれ16.2%と7.2%ですので、愛煙家たちは要注意ですね。

35.地下鉄は日本と同じほど便利
    駅の案内も抜群にいいです。どこで何線に乗り換え、どの出口からはどこに行けるかなど一目瞭然です。メジャーのところなら、殆ど地下鉄で行けます。
    但し、落とし穴もあります。駅によっては、一つの改札口から、片方向のホームにしか行けないことがあります。それはどういう時に不都合かといいますが、間違って駅で降りると、一旦改札口を出なければいけなくなってしまいます。それは、余計な出費が発生することになります。似よ状況今日としては、乗り換えるときに、双方向の線路が一緒になり、個々のホームは別々になっているときです。駅内の案内をよく見ないと、反対側のホームに行ってしまう可能性があります。それで、かなりまた遠い道を辿らないと、正しいホームに行けません。
    他には、ゴミ箱はちゃんと設置されているのと、火災避難用道具が完備されているのと、自転車も乗車できることです。


36.節電大国
    午後6時になると、オフィスビルのエアコンが自動的に切れます。また、8時か何時か以後、主要照明灯も消灯されます。必要なユーザはベット申請して延長してもらいます。入ったビルのトイレも、個別のドアを閉めてから出ないと、中の照明ライトが着きませんでした。

37.高速鉄道は快適!
    釜山までは423キロで、電車賃は5万7千ウォンで、所要時間は約2時間40分です。早い割に値段も安いです。新幹線の半分以下です。
    何より凄いのは、改札がないのと、切符検査もんないことです!初めて利用したときに、発車ギリギリの時間でチケットを購入しましたが、改札口はどこかを慌てて探していました。結局、何事もなく、直接にホームに行けました。
    さらに感心したのは、WiFiはただで、結構快適だったことです。

38.お酢はリンゴ、食用油は葡萄の種?
    ハングルすら読めていない内に、スーパーに食材を買いに行ったことがあります。お酢はどれで、食用油はどれだかはさっぱり分かりませんでした。シロップを食用油として間違えてしまいそうでした。ボトルに葡萄の絵を見ると、「何でワインはここにあるだろう?」と不思議に思いました。また、油やお酢っぽいところに、何でリンゴジュースがあるだろうとも戸惑っていました。その内、リング酢と葡萄の種の食用油であることは分かりました。


39.Youtuneへアップロードできない
    2011年9月ごろ、「「YouTube」が韓国からのアクセスを遮断か」のような記事・投稿は沢山ありました。多分結果的にアクセスではなく、アップロードはできなくなったようです。実際は日本で作られたアカウントでも、以下のメッセージが表示され、アップロードできませんでした。その「location」はどこで変更するか、全く見つかりません。
본인확인제로 인해 한국국가 설정시 동영상/댓글 업로드 기능을 사용할 수 없습니다. 해당 기능을 사용하려면 유튜브 홈페이지 하단의 '위치'에서 한국 이외의 국가로 변경하시기 바랍니다.
We have voluntarily disabled this functionality on the Korea country setting because of the Korean real-name verification law. To use this functionality, use the 'location' option on the home page to change to a country other than Korea.
40.精力剤を愛飲
    コンビニやスーパーで必ず周種類並んでいます。また、休憩中のサラリーマンは、コーヒーや各種のジュースと同じ感覚で、精力剤を飲むのは普通です。

41.車はHyundaiとKIAしかない?
    韓国の車市場はほぼHyundaiとKIAに独占されています。外国産の車は殆ど見ることはありません。ところで、KIAはHyundaiに買収されたので、実質一社に独占されている状態です。

42.ファミリマートが多い
    韓国も、日本に負けないほどコンビニが多いです。GS25やセブンイレブン、ファミリーマート、mini stopなどがあります。このファミリーマートは何と韓国全土に八千以上の店舗があります。

43.スモッグがある
    大雨や強風の後でない限り、晴天でも、東京ほどの青空は見られません。もともと東京の空も、結構淀んではいますけど。ソールの大気は、どちらかというと、北京と東京の間で、少しばかり北京よりの感覚です。

44.タバコは0.1mm!
    韓国には、喫煙人口はまだまだ多いです。しかし、よく見ると、1mmをすっている人は殆どです。その中で、何と0.1mmをすっている人もいます。0.1mmのタバコはもはや煙しかないでしょう。本当の気休めにすぎませんね。

45.時間外のメニューはそのまま
    これはレストランの話ですが、時にはとても紛らわしいことになります。せっかく色々考えた上に決めたのに、「それは平日だけのメニューです」って言われてしまったりします。「ならば、どうして堂々と店の前に出しているか!」と言い返したくなりました。

46.乞食がいる
    一番人の多い駅や、電車の中に、時々乞食がいます。体が不自由(目が見えないとか、足が不自由とか)の人は多いです。人によっては、音楽を流しながら満員電車の中で歩いています。駅の階段付近で土下座して、うつむいている人もいます。いつものようにいますので、いくらかお金を恵んでもらえているに違いありません。

47.無料新聞・雑誌もある
    おそらくGoogleのようなサービスがきっかけでしょうか、いつの間にかインターネットでのメディア観覧・利用は無料がデフォルトになってきています。それにつられて、無料新聞も配布されるようになっています。韓国も、全く同じで地下鉄駅の入り口には、何種類かの無料新聞・雑誌が置かれています。中には、M25という週刊誌もあります。R25という関連があるでしょうか。

参考リンク
[1] World City Information - Seoul
[2] (韓国)大型スーパーの強制休業実施地域
[3] Nationwide Cancer Incidence in Korea, 2003-2005


以下は他のホームページから引用

ほかでは教えてくれない韓国トリビア [ナナメ目線!ジャパコリアン]
生まれはソウル、育ちはソウル&つくば。まるで日本人みたいな韓国人、具(Gu)が日韓について語るコーナー

初級編 (1回以上韓国に行けば分かること)
・車のハンドルの位置、車線が日本と逆(米国などと一緒)
・現地の韓国料理は想像を絶するほど辛い
・交通費が安い(タクシーの初乗りが約200円)
・水道水が日本に比べ硬水で、髪を洗うとパキパキになる
・ソウルの冬は北海道並みに寒い(-10℃~-15℃)
・実は英語より日本語の方が通じる
・服屋、レストランなど至るところでJ-POPが流れている
・意外と焼き肉専門店が無い。あってもカルビやロースのみ
・ソウルの空気は東京の何倍も悪い
・少し困った顔をしていると大抵だれかが助けてくれる
中級編 (数ヶ月くらい滞在すれば気づくこと)
・どこに行ってもトッポキ屋台がある(特に学校周辺)
・一緒に食事をするとよくおごってくれる
・市内のバスが深夜1時近くまである
・居酒屋のメニューに酎ハイ、カクテル、サワーがない
・マクドナルドでコーラだけ飲み放題
・ユニクロ、無印良品が人気
・首都高のような都心高速道路が無く渋滞は東京の何倍もひどい
・ファミレスが無い。T.G.I.フライデーズなどのお高めの外資系レストランは多い
・ネットカフェに行っても漫画は無い。代わりに漫画カフェがある
・0才という概念は無く、産まれた時点で1才と数える
・お通しが豪華、おかわり自由、そして無料
・お刺身というと大体タイかマグロ。醤油じゃなくコチュジャンに付けて食べる
・コストコみたいな超大型スーパーが非常に多い
・ほとんどのコンビニに弁当やカップ麺を食べるためのテーブルがある
上級編 (何年か過ごしてみないと気づかないかも?)
・麻雀をやらない。雀荘も無い
・ビリヤードの9割が四つ玉
・エロ本、アダルトビデオを売っている所がほとんどない
・吉野家が進出して数年で撤退したことがある
・クリスマスに対抗してか、ブッタの誕生日(陰暦4月8日)も祝日
・地方の大学は国立でも偏差値が低い(医学部、一部理系大学を除く)
・成人式(5月の第3月曜日)が祝日ではない。全然盛り上がっていない
・ゲームの国際大会優勝者やTOEIC満点者が無試験で入れる4年制大学がある (いわゆる日本の一芸入試のようなもの)
・国際大会で優秀な成績を残したアスリートは軍隊を免除される
・役所のホームページにアクセスすれば住民票を家でプリントアウトできる

韓国のトリビア:以下のテーマについて、韓国独特な文化事情を写真付きで解説してくれます。

愛煙家のための薬
”でんぷん”でできたつまようじ
かささぎ
非常時の滑走路
半島東海岸のスパイ防止
慶福宮の屋根の魔除
鳥よけ
韓国のモーテル
バンパーのバンパー
パーキング
珍島犬
”珍島”
生たこの刺身
さむげたん
日式の刺身
刺身盛合わせ
食器に注目
典型的な会社の昼食
白身
ハシとスプーン
韓国の乾杯の音頭
犬肉レストラン・精力剤・皆が犬を食べるか?・アパートの両側が飼育場・7月に3回



All about Stealth Marketing ステマ/ ステルス・マーケティング

(このサイトは、「ステマ/ ステルス・マーケティング」のキャッシュです。サーバーの変更により内容の消失を防ぐためです。)

善意の第三者のフリをして、こっそり宣伝 「ステマ」

 「ステルス・マーケティング」(Stealth Marketing) とは、英語の 「Stealth」(隠れる、こっそりする、隠密)、すなわち自らの正体を隠し、宣伝広告ではないフリをしてこっそりと宣伝広告をすることです。 レーダーに映りにくい軍用機などを ミリタリー の世界で 「ステルス戦闘機」 などと呼びますが、あれと同じ 「ステルス」 となります。 略してステルスマーケ、あるいは ステマ (2011年7月前後から爆発的に増加/ 後述します) とも呼びます。
 用語としては広告広報戦略の一つ、マーケティング用語のひとつとなります。 具体的な方法は、ある企業のサービスや商品、タレントなどの宣伝・広報を、テレビやラジオ・新聞・雑誌などの通常の広告で行わず、「サクラ」 と呼ばれる一般人に成りすました宣伝実行者が 「善意の情報提供者」 を装い 「口コミ」 のような形で行います。
 元々はアメリカを中心に、広告代理店を利用して一部の企業が行っていた広告手法です。 例えば人通りの多い駅や喫茶店などで、PRを頼まれた企業の商品 (パソコンや携帯電話など) をこれ見よがしに使って絶賛したり、通りすがりの人にそれをアピールしたり、企業名を伏せた小~中規模の無料のパーティーなどを開催し、集まった他の参加者に一般参加者のフリをして広報活動などを行います。

「ステマ」 …日本では昔から 「サクラ」 などと呼ばれる宣伝方法です

 話だけを聞くと 「そんな面倒で人手もコストもかかる広告を、実際にやってる会社があるのか」 という感じですが、日本でも大きな駅前ではティッシュや チラシ を配る人や看板持ちなども大勢いますし、健康食品や羽毛布団、呉服などを販売する目的の口コミパーティーなども昔から盛んに行われていますから、彼らのように立場を明確にせず、チラシなどの宣伝材料 (宣材) を使わないスタイルの宣伝も、実は結構歴史があります。
 手法として似たものでは、映画の封切日や新しいお店がオープンした時などに、人員を大量に動員して行列を作らせ、人気があるように見せかけるサクラの行列などがおなじみです。 多くの場合は大学のアルバイト関連や、短期専門の人材派遣業者などが日当で人を集め、手配して行います。 1人半日から1日程度拘束で業者に支払うのは 5,000円~15,000円程度 (サクラ本人に手渡されるのは 2,000円~4,500円、長時間や徹夜だと 8,000円以上程度)。 200人集めると200万円程度以上にもなりますが、東京キー局のテレビのスポットCMですと、時間帯によっては数回放映したらお釣が来る程度の金額となります。
 商圏が狭く近隣に住んだり通っている人が対象の飲食店やサービス業のお店などでは、そのサクラ行列を通りすがりに見るのも近辺に歩いている人となりますから、ダイレクトな訴求力が期待できると考えられているようです。 さらにその行列の様子を 「一般ニュース報道扱い」 でテレビや新聞、雑誌などで取り上げられたら、スポットCMを何回か打つよりもずっと効果的でしょう (その際、実際に動員したのが200人程度でも、500人とか800人集まったなどと水増しして発表します)。 結果、それを専門で行うような業者もいたりします。

ネットの時代になって、ステマが無視できないものに

 こうした言葉が広まり、またその広告手法がしばしば批判的に扱われるようになったのは、アメリカでは2003年頃から、日本では2005年頃からとなります。
 概念自体は昔からありますし、ステマを含むこうした広報手段全体を現す言葉、バイラル・マーケティング は、日本でも2001年には専門の書籍などが発売され、一部では話題となっていました。 しかし初期のステマは実験的なものが多く、あまり大規模でもなかったので、さほど問題にはなっていなかったのですね。 また隠れて行う広告ですから、発覚しにくいという状況もあります。

業者が一般人のフリをして行う商活動としての 「クチコミ」

 一般でも 「迷惑な広告だ」 として問題視されるようになったのは、2002年から2003年にかけて大ブームとなり広まった ブログ などでのこうした広告手法の蔓延でしょう。 企業から対価を得てヤラセの口コミ情報を ネット に流す利用者らが激増し、一部は発覚してニュース沙汰になるなど、「ネットの情報全体の信頼性に関わるゆゆしき問題だ」 として批判されるようになったからでした。
 また姿を隠すことからモラル・倫理に著しく反したマーケティングも行われやすく、中でもライバル企業や商品に対する激しい ネガキャン (ネガティブ・キャンペーン) をしばしば伴います。 このようなケースでは、発覚した場合のステマ実行者への批判やイメージの悪化は大きいものがあります。
 日本では2005年、及び翌2006年にNHKのドキュメンタリー番組で、こうした手法で宣伝を行う主婦や女子大生などを、「バイラルマーケティング」 の一種として2度にわたって紹介。 「口コミじゃなくヤラセだ」、「企業の 提灯記事 じゃないか」 と 2ちゃんねる などで強い批判を招いていました。
 実際のやり方も、100人単位の女子大生などを募集・登録し、これら自称素人ブロガーを組織的に動員して会社ぐるみでヤラセブログを大量生産。 相互にリンク設定を行いSEO (検索対策) を行う一方、「エントリー (記事) には必ず画像を入れること」「商品と一緒に自分の顔写真を出して親しみを持たせること」 などと会社が作成したマニュアルにそって登録女子大生に 「ウケるブログの作成方法」 の指導まで実施。 依頼した企業は数十万円から数百万円の広告費用を支払うシステムで、かなり大掛かりなものでした (その際、いくつかの企業の営業用資料などもその後流出)。
 また主婦らのグループが行っている広告では、カリスマ主婦ブロガーを作り上げ、単に自身のブログで商品 (映画のプロモーションや生活小物など) を取り上げ 「素晴らしい」 と宣伝するだけでは 「信憑性が損なわれて、かえって逆効果だ」 と、主婦仲間のブロガー同士で 「褒める役」、「辛口で批判する役」 などを割り振って、互いにトラックバックを飛ばしあって連携して宣伝していると紹介されていました。

有名人やタレントなどを使ったステマ宣伝も活発化

 2007年頃からは、有名タレントやファッション雑誌のカリスマ 読者 モデルの公式ブログなどでもかなりあからさまに行われるようになり、中には他のタレントの書いたエントリーと同じ商品を、ほとんど同じ紹介文で複数のタレントが同時期に一斉に紹介して話題となったケースもありました。
 中でも有名で大規模なものは、Ameba 芸能人・有名人ブログ (アメブロ) でしょう。 ブログをつけている芸能人や有名人のブログ内での言及宣伝を、ブログ運営会社が公式なサービスとして直接運営しており、クライアント向けの資料や価格表なども配布されています (その後ステマ騒動が起こると、2012年1月24日に 「関係性の明示」 を必須とする決定を行った)。 他のブログサービスが隠れてこれを行なっている可能性はありますし、芸能人や有名人、その所属事務所とクライアントとをマッチングするサービスを行なっている企業も複数確認されていますから、表にでない事例を含め、市場規模はそれなりに大きなものがあるのでしょう。
 2009年以降は 「ツイッター」(Twitter) などでも同様の手法の宣伝活動が活発化。 多数のフォロワーを持つ有名人などが、キーワードのつぶやきによって対価を得る活動を行うようになっています (当事者による複数の暴露話がでています)。 ただしこれらは、元々が企業の広告塔となるのが重要な仕事の一部であるタレントや芸能人の行なっていることですから、素人・一般人のフリをしている悪質なケースとは別に考える必要があると思いますが。
 著名人が身につけているアクセサリーやアイテム、映画や人気ドラマに登場する小物類などは、それがきっかけになって売れ出したり時にはブームを巻き起こすこともあり、最初期の、そして本来のマーケティング用語としてのこの言葉は、これを指すものでもありました。 こうしたファッションリーダーによるさりげないスマートな方法なら問題にもならず、背景を知った上であえてそれに乗る楽しみもあったのでしょうが、昨今のあからさまでゴリ押しのような宣伝は、嫌悪感を喚起する 「やりすぎ」 なのかも知れません。
 ステマ問題が騒動となるなか、「こんなものは昔からあった」「いまさら騒ぎでいる奴らは知らなかったのか」 との批判が増えていますが、この批判は的はずれでしょう。 あったことは知っていたが気になるほどではなかった、しかし昨今のゴリ押しやネガキャンなどで強い不快感を持ち 「ウンザリ」 していたところに、その決定的証拠のような情報や事例が複数出てきたから大騒ぎになったのです。

こういった形で人を騙す広告を打っている商品は、避けたいものですね

 それにしてもどんな立派な商品を宣伝するように指示するのか知りませんが、何か問題が起こっても会社の名前は出ずに登録スタッフとしてブログを作った女子大生や主婦の顔写真や恐らくは本名だけがネットに出るわけで、自己責任とはいえ、まるでネットワークビジネス (MLM) やマルチ商法、ネズミ講のような、末端に責任を押し付ける人品骨柄が卑しい最悪の広告方法ですね。 自称素人のブロガーもあれですが、まっとうな広告を出さない広告代理店やクライアントのズルさも嫌な感じです。
 一見して明らかに広告だと分かる アフィリエイト のリンクや企業サイトのリンク集、バナー や ブログパーツ、あるいはその作品なりが本当に好きで 信者 の布教活動のような無報酬の宣伝になってるならともかく、こういう意図的に正体を隠したような、無関係で中立の善意の第三者を装ったクチコミ風偽装宣伝が溢れたら、ネットがますますつまらなくなるような気がします。
 わずかな報酬でヤラセブログをつける人が増えたら商品を調べても正確な情報がネットから得られなくなりますし、ほとんど一種のスパムみたいなものです。 最終的にはそれを実施しているブロガーの信頼性も喪失しそうな感じですが、代理店からすれば女子大生ブロガーや主婦など、使い捨てのアルバイトみたいなものなのでしょうね。
 ここで具体的な例は挙げませんが、健康食品とかサプリメント、代替医療、金融関係とか、あるいは人の弱みに付け込む劣等感やコンプレックスを刺激する商品 (ダイエットやカツラ・増毛、脱毛、エステ、整形、ニキビ薬などなど) の商品名で検索すれば、腐るほどその手の 「提灯ブログ」 や 「提灯ツイート」 を見ることができるでしょう (芸能人やタレントが関わっているものもたくさんあります)。 そしてそうした悪質なステマ広告が減るどころか増える一方なのは、騙される人がそれだけ多いということでもあるのかも知れません。

アメリカでは Blog Honor (名誉のブログ) を宣言するケースも

 雑誌広告などでは、この手の提灯記事には小さいながらも紙面の隅に <PR> といった表記がされています。 アメリカの有力ブロガーなどは、中立を装った宣伝活動は一切しませんと云う誓いを宣言しているところもありますし、「Blog Honor (名誉のブログ/ 宣伝活動はせず透明性のあるブログを心がけます)」 とのバッジをつける運動も広がってます。 Fake の blog、すなわち Flog といった言葉まで生まれ、批判に晒されているブログもあります。
 こうした状況を受け、イギリスでは 「不公正取引から消費者を保護するための法律」(CPUTR)を制定、虚偽の口コミやPRだと知らせない宣伝活動などを法律で規制する方向に移っています。 またアメリカの連邦取引委員会 (FTC) は、2009年12月に 「広告における推薦及び証言の使用に関するガイドライン」 を策定。 広告だとの明示がない口コミ広告において、広告主とブロガーなどの間に利益供与などの重大なつながり (Material connection) があった場合、「欺瞞的な行為又は慣行」 とされ違法との判断もされています。
 日本の場合、ネット広告に対する規制も少なく、行政の対応も後手後手となっていますが、そのうち大規模な詐欺事件でも起こって、初めて規制やら行政指導やらとなるんでしょうか。 それともブログの 炎上 よろしく、ネット住人の ネットリテラシー の向上とコメントの攻撃で淘汰されて行くんでしょうか。
 2005年のウォークマンのヤラセブログやクチコミサイトへの投稿などが組織的なものだったのかどうかはともかく、商品を作ってる会社の社員が個人的に自社製品の宣伝を 自作自演 で行うのは、ある程度はアリかも知れません。 何といっても生活がかかってるわけですし、2ちゃんねるなどで身分を明かして書き込みができるわけでもないのでしょうし、個人が自由意志で行う行為を全て排除するのは現実的に困難でしょう (確実になくすためにはネットの実名制みたいな仕組みが不可欠で、これはこれで問題がありすぎます)。 また映画やレストランの宣伝程度なら、たいして害もないかも知れません。
 しかし雇われただけの人が、それ専用のサイトやブログなどを組織的にわざわざ作り、「癌が治った」「アトピーが治った」 式の高額で怪しい健康食品やカルト宗教などの バイブル商法 的な宣伝を始めて仮に問題が起こったらどうでしょうか。 「お金を貰って」 片棒を担いだ女子大生や主婦は、責任が取れるんでしょうか。 こういうものは明白に 「詐欺の共犯」 になりますが、よく考えて 「お小遣い稼ぎ」 をしてもらいたいと思ってしまいます。
 またネットを利用して情報を得る側は、こうした姿を隠した宣伝が現実に存在することを正しく認識し、見ず知らずの人間のいうことを鵜呑みにしないこと、この情報はステマなのではないかと疑ってみるといった、健全な懐疑心を常に持って利用するよう心がけることが大切なのでしょう。

日本でも消費者庁により、ステルスマーケティングが 「違法」 との判断が

「インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上の問題点及び留意事項」の公表について」(消費者庁/ 2011年10月28日)
「インターネット消費者取引に
係る広告表示に関する景品
表示法上の問題点及び留意
事項」の公表について」
(消費者庁/ 2011年10月28日)
 2011年10月28日、内閣府が所管する消費者庁が 「インターネット消費者取引に係る広告表示に関する景品表示法上の問題点及び留意事項」の公表について」 との通達において、口コミサイトにおけるサクラ記事などを景品表示法上の不当表示にあたると指摘。 前述した2009年アメリカでの法的規制などを念頭に、今後は場合によっては法的責任を問う可能性を示唆しています。
 また口コミサイトなどに、そのサイトの運営業者以外の業者などが組織的に宣伝や嘘情報を書きこむことは、偽計業務妨害や不正競争防止法違反に問われるとの見解もあります。 さらに選挙公示期間中に政治家の絶賛コメントなどを掲示板などに書きこむのは、場合によっては選挙法違反になる可能性があります。 対立候補に対するネガキャンも同様です。
 なお株式市場などに影響を及ぼすための度が過ぎた ポジショントーク、虚偽情報の書き込みや流布は、こうした事例とは別に金融商品取引法において 「風説の流布」 として禁止されています。

「ステマ」 と略され2011年から2012年にかけ大流行語に

 このステルスマーケティング、言葉自体は前述のとおり2000年代中頃から使われていました (ネット界隈では ゲーム 関係の話題 (ゲームハード関連 (いわゆる ゲハード) や、それに関連したゲーム企業とゲームブログとの話題、およびグルメサイトの口コミ情報などで比較的使われていました)。 これが2011年前後に一気に猛烈な勢いで広まる事件がありました。
 その大きな発端のひとつは 同2011年夏の、いわゆる 「フジテレビ韓流ゴリ押し騒動」 でした。 単に韓流ドラマの放送枠の拡大や音楽番組への韓流タレントの頻繁な起用だけならともかく、本来は韓流や韓国と無関係な情報バラエティーや一般ニュース報道でも不自然なほど韓流を盛り上げるフジテレビの放送姿勢に批判が集中。
 なかでも俳優 高岡蒼甫さんの 7月23日 の Twitter でのつぶやきを発端に、大規模デモが何度も繰り返されるなど、ネットの祭り として盛り上がっていました。 またサクラを動員した空港での韓流スターの大げさな出迎え、ヤラセくさいインタビューのファンの声、YouTube などでの不自然な韓流PVの再生回数、韓流タレントの Twitter の不自然なフォロワー数なども 「人気があるかのように見せかけるための組織的な水増しだ」 と話題に。
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   く`' く
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「ステマ」 のAAも登場
 こうした流れから、フジテレビの不自然でサブリミナル的な韓流押しの手口や、ネット工作全般を包括的に呼ぶキーワードとして 「ステマ」(Sutema) と略した言葉が頻繁に登場するようになりました。
 これは、いわゆる 「サブリミナル効果」(潜在意識への刷り込み効果) が科学的に否定されている中、そうした文脈での反論を受けないための 「不公正な広告方法の新しいネーミング」 として、さらにネットでの工作までも網羅した宣伝として、ステマがとても使いやすいこともあったのでしょう。
 また別の理由として、ステマがしばしばネガキャンと表裏一体であることから、フジの 「韓流上げ・日本下げ」 の文脈にも合致していたからというのもあります (とくにフィギュアスケートの浅田真央選手を貶めキムヨナ選手を持ち上げるような放送内容や、国際的なスポーツ大会での日の丸・君が代の不自然な放送カットなどが問題視された)。
 その後このステマ騒動は、フジテレビバッシング (フジデモ関連) 以外の話題にも飛び火。 ネットで 工作員 とされる人々が行う情報操作の意味で使ったり、過去のヤラセブログ事件に遡って使われたり、福島原発事故後の原発停止・再稼働にまつわる住民の声捏造で使われたり、同年末から2012年にはアニメ制作会社と2ちゃんねるまとめブログとの不透明な関係を疑う話題でも多用。 さらにそのさなかにヤラセブログ事件の当事者であった企業のディレクターが便乗ツイートしたため、2012年1月4日には2ちゃんねるの一部板やツイッターが 「ステマの三文字だらけ」 の状況にもなってしまいました。
 騒ぎはそれだけに留まらず、Google の検索キーワードランキング (トレンド) でそれ以前から急上昇していた 「ステマ」 が検索数一位となったため、一般のニュースサイトなども関心を持ち次々にこの三文字を扱った記事を配信。 それまでのステマ騒動と相乗効果で大きく盛り上がっているところに、グルメサイト 「食べログ」 の口コミ捏造業務を行なっていることが特定された39業者への、食べログ側の法的措置も辞さないとの報道も翌日 (1月5日) に登場。 一般ニュース扱いとなって更に延焼することに。
 その後口コミ情報サイトなどを運営しているネット関連のIT企業の株価が大きく下落したニュースが流れるなど (1月11日)、反復して炎上のための数多くの 燃料 がばらまかれています。 1月早々から 「2012年の流行語大賞はステマに決まった」 などと噂される事態にも。

ステマと、ステマネガキャンと、ステマ連呼厨と、(ステマ)…

                ス ク リ   
             ン        ッ   
           セ            ク  
          ド      お 願     お    
         ア     ク     い    願   
         す    ッ        し    い  
         ま    リ   ア     ま    し 
         し    ク    ド    す    ま
     す    い    スン セ   ア     す  
           願           ド     ア 
     ま      お        セ     ド 
              ク ッリクスン     セ 
        し                ン
           い         リクス 
              願 お クッ  
「アドセンスクリックお願いします」 の渦巻き文字のAA
 なお前後して 「むしろステマとレッテルを貼っている方こそステマだ」 との反論も生じ、ステマネガキャン という言葉が使われるようになっています。
 またステマを連呼する人を 厨房 扱いして ステマ連呼厨と呼ぶなど (連呼自体はネトウヨレッテル貼りに対する反論から生じたもの)、何がステマで何が真実なのか、訳のわからない状況にもなりつつあります。
 こうした状況を受け、丸括弧をつけた (ステマ) という使い方も登場。 これは自分の好きなものや、今見ているテレビ番組、食べているもの、住んでいる場所などの固有名詞の後にわざとらしく (ステマ) をつけ、揶揄するような独特な使い方となっています。 例えば 「同人用語の基礎知識を見ています (ステマ)」 といった感じです。
 さらに一部の掲示板では 誤変換当て字 された 「巣手間」「酢手間」「捨て魔」 といった文字列になったり、「カタカナの三文字」「例の三文字」 などと 伏字 的な呼び方になったり、ローマ字略語 の 「STM」 と呼ばれたり、検索避け でよく行われる スラッシュぶつ切り やピリオドぶつ切り (「ス/テ/マ」 や 「ス.テ.マ」) になる、あげくは 縦読み まで登場するなど、無数のバリエーションが同時多発的に発生しています。
 その後は 「アドセンスをクリック!」「広告クリックお願いします!」 など、アフィリエイトブログを揶揄するコメントも多数発生し、収拾がつかない事態にも。 こうした一連の連呼は、まとめサイトの管理人に対する嫌がらせ (スレッドがまとめにくくなる) や当てこすりとなっていますが、逆に一部の掲示板 (ニュース速報板) はまともに機能しない状態にもなっており、これを称して 「一揆」「焦土作戦」 などとも呼ばれることになっています。
 なおステルスといいながら、あまりにあからさまで 「ぜんぜん隠れていないステルスマーケティング」 を揶揄する 「あからさマ」「アカマ」(あからさまマーケティング) などの新名称も、一部では徐々に広がっています。 さらに特定企業のネガティブ情報を書きまくり、「それを消して欲しいなら費用が必要だ」 などと企業に持ちかけ金品を要求する 逆ステマ なども登場しています。

ステマと共に頻出、「効いてる効いてる」「よほど都合が悪いようだな」

 この言葉に対する売り言葉に買い言葉としては、「効いてる効いてる」「よほど都合が悪いようだな」 があります。 これはステマを指摘され、その手の話題で批判的なスレッドなどが立つことに対し、「ステマ業者が事実を暴かれ困っている」 との表現の言葉です。 ただし実際は本当にそう思って書き込んでいる訳ではなく、それ以前からの見えない敵に攻撃を仕掛けているネット利用者の姿を真似て、ステマを連呼する人を揶揄・嘲笑する意味があります。
 こちらの 元ネタ は、特定アジア と鋭く対立する保守系やいわゆるネトウヨとされる人たちがかねてからやっていた レス を真似たもので、使われだしたのはずっと前です。 直近で大きな影響を与えたのは、前述したフジテレビ韓流ゴリ押し放送に反対する人たちの書き込み・レス (フジデモ関係の話題やスレッドについての感想) で、これを批判的に見ている掲示板の住人が揶揄し、ことさらに取り上げた皮肉から来ています。
 ちなみにツイッター関連では、「少女時代かわすぎ~~~~~~~~~(>o<")」 や 「乳酸菌風呂に入ってきたヽ(^o^)丿」 あたりは流行語にもなりましたね。

特設関係はないが、マルチ商法の記事をもメモって置きました。
女子アナが自ら遭遇した「マルチ商法」の危ない実態

Tuesday, July 10, 2012

Plastic Surgery in Seoul ソールの形成外科は凄い?

    ソールの地下鉄に入ると、一番目立つ広告は形成外科(整形外科、美容外科ともいう?)のものです。

    それは、また凄いです!これだけ変わるかって感心してしまいます。どんだけ変えるか?とも疑問を思ってしまいます。

    以下の拡大写真を見れば分かりますが、男性の方は何となく元々の姿は分かります。しかし、女性の方は、ほとんど全くの別人になっています。Beforeの写真をわざと醜く撮るのは分かりますが、それでも違いすぎる気がします。

    Dr. Koによる韓国美容外科のページでは、ヴィンセント整形外科、チョ・セフン整形外科、安成烈美容外科、チョンダウン産婦人科、美しい女性漢方医院、三星整形外科病院、CNRクリニックなどの病院を紹介してあります。名前だけ見ても、色々のジャンルがあるようです。

    韓国の美容整形サポート|ナビコリアは、「 世界一の美容整形技術を誇るソウルの「整形外科通り」と呼ばれるクリニックと提携し、日本の方々に韓国で美容整形をご安心して受けていただけるように美容整形のコーディネートを提供しております。」

    世界一と自負しているから、その広告はそれほどインチキでもないかもしれません。

 広告全体
 形成例1
 形成例2
 形成例3
 形成例4
形成例5

    下はもう一つの広告です。Afterでも、それほど大美人ではないが、Beforeは実に申し訳ない顔でした。Beforeを知らないで付き合っていたら、やはり可哀相過ぎます。現に中国では、子供が生まれて、その顔は親と全然違うから、お母さんは実は大型整形をしたことがばれたことがありました。そのご主人が激怒し、奥さんを訴えたところで、見事に勝訴した報道がありました。その気持ちは分からないことはありません。


BeforeとAfterの比較。英語、中国語と日本語あり


    因みに、整形外科病院(?)が集中している地域は地下鉄の江南駅付近だそうです。その近辺では、どう見ても顔が似ている子がうろちょろしています。どうも統一仕様で「工事」されているようです。

    また、大型連休や長期休み明けの後、マスクをしている子は沢山見られすそうです。手術からの回復待ちだそうです。現に、時々不自然なマスク(例えば顎中心のもの)をしている人を見ることはできました。

    因みに、右の広告は実際韓国でインターネットにアクセスる時に見られるものです。これだけ普通に見られて、恐らく普通に利用されていると想像します。美を追求する努力だけは感心させられます。また、ビジネスって、社会のどこにいっても、ニーズと「チャンス」があると痛感させられます。

    最近、ある駅でSK Hospitalの広告を見ました。最初はどこにでもあるものだと思ったが、よく見ると、ある17階建てのビルすべてを使っている超大型な病院であることを分かりました。

    使っているBefore&Afterのモデルさんもさすがに立派な方です。元々の顔もそう悪いところはないから、どちらかといえば、超美人を目指す利用者も多いように想像できます。
アップグレード編!

    もうひとつ凄い広告を見つかりました。解剖医学の教科書のような絵がありました。そう言えば、骨組みのせいで好かれない顔になったら、骨でも削ったりするのでしょうか。増やすのは難しいでしょうから。その下のBefore、Afterを見ると、大分骨をいじった感じです。

(2012年7月10日更新)
    地下鉄3号線の狎鴎亭(アプクジョン、Apgujeong)駅から、漢江沿いに散歩しに行きました。ところが、改札口を出てすぐ見に着いたのは、無数の整形外科の広告です。どうやら、この周辺に集中しているではないかと推測しています。しつこいですが、適当に撮った広告の写真を載せておきます。


    モデルには結構男性も多いのはびっくりしました。容貌で悩んでいるのは女性だけではないようですね。


    もうひとつ面白いのは、中国語が入っていることです。友人の話では、結構中国からの患者、というかお客さんが多いそうです。中国パワーはこういうところでも炸裂しますね。


これは、「レベルアップ」版?Beforeの顔は結構いいじゃん。。。
BeforeとAfterの差は激しい!
これは大手に違いありません。モデルさんも別のところで登場した
これは、「レベルアップ」の方?Beforeもそうひどくない顔立ち
やや指名手配の写真に間違いやすいけど。。。