大体どの国でも、学校の授業では歴史という科目があります。
過去のこと(歴史)についてなにかを学んだから役に立ちましたと思う人は一体何人いるでしょうか?
「役に立とうと立つまいと、とにかく私は歴史が好きなんだから、それで十分じゃないか!」[1]という答えもあります。
歴史を小説であるかのように楽しむか、評論する人もいます[2]。しかも、いわゆる歴史学者の想像と推測によって作られた書物をもとにです。
読める形で記録された「歴史」は体外その時の「勝者」によって作られたものです。もともと独断偏見の塊です。その上に、都合のいい事実をごく簡潔に記録されています。
それでも、ほぼ確実に起こったことはおおよそ分かります。破滅的な天災や疫病、戦争など。それによるおよその被害状況などほぼ確実に確認できます。
よく見ると、歴史は繰り返されるものです。似たような理由で似たような人間によって事件を引き起こして、似たような結果が持たされます。
原因は決まって金か権力で、手段は最終的には暴力です。勝者はいつ持ちからの強い人です。「敗者」はいつも同情される価値もない人で記録にも残らないです。
本当は、歴史から教訓を得て、同じ愚かな行為を繰り返さないのは歴史の価値ではないでしょうか?
戦を愛してやまない大名などを謳歌する大河ドラマはどうして永遠に作られているでしょうか。戦はどうして武勇伝的な存在しかないでしょうか。
参考リンク
[1] 歴史は何の役にたつのだろう
No comments:
Post a Comment