Sunday, December 8, 2013

The Annuciator in Japan's Subway 電車車内の案内表示は可笑しくない?

 電車車内の案内表示は基本的にどこ行きか、次の駅はなにか、またはどのドアが開く予定かです。画面サイズの大きいものですと、コマーシャルや一般的なニュースかエンターテイメント情報を表示します。

 しかし、問題はそのタイミングです。

 電車がホームに近づくと、「このドアが開きます」としか表示しない電車はありませんか?

 また、停車中「XX行き」としか表示しない電車はありませんか?

 もっとひどいのは、停車したか直前か、しばらく画面が真っ黒になる場合ありませんか?

 表示内容何であっても、どちらのドアが開くかはないでしょう。そもそもホームが見える瞬間すぐわかるものだし、どちらが開くより、早めにドアの方に移動するのは重要でしょう。激混みの電車なら、もともと動けないので、ドアが開いてから始めて動けるものですし。

 では、なぜ上記の表示が不満かです。

 まず、電車が駅に着くと、自分の位置から見える駅名のサインが少なすぎです。つまり、ホームに駅名のサインは何個もありません。その上に、人が多いときに、自分の視野がさらに狭くなります。

 次に、スマートフォン全盛の時代だから、大体の人はスマフォンをいじっていると同時に、音楽を聞いたり、動画を見たり、ゲームを遊んだりもしています。それで、車内の車掌による案内はほとんど聞こえません。音楽や動画の音声を聴いていなくても、電車の騒音で、アナウンスをほとんど聞こえないことは多いです。

 ということは、この停車駅は自分が降りるべき駅であるかどうかは、すぐわからない場合が良くあります。

 もし、停車前に、常に「次はXX駅」と表示してくれれば、大変助かります。というか、どうして表示しないかは全く理解できません。

 時には、暫く何も表示せず、真っ黒になる電車もあります。

 もう、設計者は何を考えているかまったく分かりません。何か偉く勘違いしていないでしょうか。

 最後に、停車中の表示ですが、「XX行き」は乗車してきた人にはとても重要な情報であることは間違いありません。自分でも、たまに行先の違う電車に乗ったことがあります。

 ところが、降りずに乗ってきた人にとっても、同様に重要です。ボウとしていると、ついつい乗り過ごすこともただあります。

 ですので、停車中、「次はXX駅です」と「この電車はXX行きです」と同時に表示すべきです。

 まとめますと、必ず常に表示すべきなののは、停車中は停車駅名で、走行中は次の駅名です。場所があれば、常に行先を表示すべきです。最後に、まだ表示場所があれば、どのドアが開くかです。

 多国語表示にするのは国際化のためにはよろしいですが、一画面に収まらない場合、入らないテキストだけをスクロール表示させるべきです。(この場合、大体2行に分けて表示され、日本語は短くて一画面に絶対おさまります。多言語が長い場合、スクロール表示になるのは分かるが、なぜか一画面に収まる1行目の日本語をもスクロールしてしまいます。)

 表示をやめるのは、絶対だめです。

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