Android端末はどんどん普及してきた中で、不正アプリも急激に増えてきました。「不正」とは、端末の個人情報に勝手にアクセスしたり、root権限を取得して、デバイスに対して悪質な操作をしたりすることです。
2012年8月31日付けの読売新聞によると、「Android端末を狙う不正アプリが初めて発見されたのは2010年8月、つまり2年前のこと。当初は1か月に数件程度だったが、2012年に入って急増した。2012年の第1四半期の3か月に約5000個、さらに第2四半期の3か月には約1万9000個のAndroid不正アプリが発見されている。」
ITmedia エンタープライズによると、「Duo Securityはモバイル端末の脆弱性をチェックするモバイルアプリ「X-Ray」を開発し、Android向けに提供している。同アプリは、既に公になっているのに修正されないまま放置され、悪用できる状態になっている脆弱性を見つけ出すことができる。」
「X-Ray」のようなアプリをダウンロードして一度確認した方は良さそうです。
因みに、Android端末向けの有料セキュリティアプリとしては、シマンテックの「ノートン モバイル セキュリティ」もあります。ほかに、NTT西日本の「セキュリティ対策ツール for Android 1.0」もあります。
参考リンク
[1] Android不正アプリが急増!
[2] Android端末の半数以上に未解決の脆弱性、セキュリティ企業が発表
[3] シマンテック、Android端末向けセキュリティアプリ
[4] 「セキュリティ対策ツール」のAndroid端末(Android OS)への対応について
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