Tuesday, April 10, 2012

Lytro:ピンボケの心配はなくなったが、他のカメラはまだ捨ちゃだめ!

(2013年5月現在はWindows用のアプリケーションも開発されましたが、いずれ気軽に扱えるようなフォーマットにはまだなっていない。また、実勢価格は5万弱です。)

 最近話題のLytroカメラですが、ピント合わせが不要!というのは最大の売り文句です。これでしたら、だれでも気軽に使えて、既存のカメラが要らなくなるのではないかという期待も高いです。

 しかし、以下にまとめた仕様とメリ・デメリをご覧になっていただければ分かるように、既存のカメラを置き換えられるまでは、まだ相当な時間が掛かるようです。

仕様:
商品構成:8GB(最大350枚撮影か、399ドル)と16GB(750、499ドル)モデルだけ、増設する手段はない
レンズ-8x光学ズーム;絞り:常時F/2.
制御ボタン:シャッターボタン;ズームスラーだー; タッチスクリーン
ディスプレー:1.52インチ(38.55mm) バックライトLCD、ガラス・タッチスクリーン
ライトフィールド解像度:-11メガ本光線、ライトフィールドセンサーで記録できる光の本数
寸法:1.61x 1.61x 4.41(インチ)、 41mmx41mmx112mm
出力画像解像度: 1080x1080-pixel画素、JPEGフォーマット
ファイルサイズ:15MB+1MB/一枚

利点:
ピンボケの心配はない。付属のアプリケーションで、任意の点に焦点距離を合わせられる
バックライト。シャッターボタンを押下とトップでスライドによるズーム調整だけ
起動が早い
シャッター反応がはない(フォーカス調整が不要なため)
撮影間隔は短い(数秒)
サイズが小さくて軽い
無料のウェブストレージと閲覧サービス

欠点:
解像度はまだ低い
ポケットには収まりにくい
暗い環境における撮影には不向き
価格は高め
Lytroの写真は同社のオンラインサービスでしか処理できない。PCで処理する場合、OS XのMacでしか使えない
画像のレタッチは焦点距離の変更・指定だけ
ファイルサイズは大きい;一枚約16MB(!!!);その分データの読み込みと処理に時間がかかる(解像度はたかが1000X1000であるわりに)


参考リンク[4]によると、以下のメリ・デメリがあるそうです。


 メリット:

  • カメラとしての作りはよくできており、非常に操作しやすい
  • まったく新しいテクノロジーに触れて写真に対するコンセプトが変わる
  • 子供は喜ぶだろう

デメリット

  • 画質は平凡
  • 撮影上のオプションはほとんど何も用意されていない
  • 表示は専用ソフト(現在はMac版のみ)以外ではできず、表示方法のオプションも限られている


参考記事:
  1. Focus On The Lytro: A Visual TourLytro: The Next Big Thing In Photography
  2.   ASCII.jp:「ピント合わせは撮影後」で話題のLytroカメラを衝動買い (1/4 ... 写真撮影後にピント合わせができるカメラ「Lytro」でいろいろ撮影してみた ...
  3. 「撮った後で焦点を変えられる」革新的カメラ-Lytroを使ってみた ...

  4. 撮った後で焦点を変えられる革命的カメラLytroの実写レビュー:可能性は巨大だが…ウェブ魚拓キャッシュ

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