Thursday, April 5, 2012

自分の電子書籍をKindle Storeで無料出版するには

1.まずKindleのKDP(Kindle Direct Publishing)でアカウントを作成
もともとamazon.comでアカウントを持っていれば、そのアカウントをそのまま使えます

2.出版社の情報を記入
amazon.comのアカウントするときに住所、電話番号などの情報を詳しく入れなくてもよかったですが、KDPにおいては、全部入力しなければいけません。
そもそもそれで売上の知らせや送金先などにも使われるので、正しいものを入れないと、自分に不利だけです。

3.コンテンツの作成
iPadやiPhoneの電子書籍なら、iBooks Authorという無料で魅力的なツールがありますが、残念ながらMacでしか動作しません。KDPで電子書籍出版したい場合、複雑なツールは一切要りません。何とマイクるソフト社のWordだけでいいです。
但し、派手な機能はサポートされませんので、doc形式で保存できる、しかも簡単な書式しか使えません。
目次はWordの機能で作成します。やり方は、マイクロソフト社の「Word でテキストを登録して目次を作成する方法」を参照してください。
フォントに関しては、太字、イタリックとヘッディングは使えます。
画像も使えますが、「挿入」メニューで、JPGフォーマットの画像を直接挿入しなければいけません。
他に唯一使えるのはテーブルです。
段付けは、書式の段落設定-インデントを利用します。やり方については、マイクロソフト社の「段落にインデントを設定する」を参照してください。
ページ分けをはっきりしたいときには、必ずページブレークを入れます。

本の基本ないよとしては、Titleページ、Copyrightページ、Dedication、Preface、本体、Prologueなどはあげられます。
最後のページに、Back Matter、つまり、Bibliographies, Appendices, Notes or Glossariesを書きます。

4.Guide Itemsというブックマークを作成
Kindleの電子し書籍には3種類のブックマークがあります。カバーページ、目次と本の初めです。この3か所に飛ぶためのブックマークを作成するには、Wordのブックマーク機能で、それぞれの個所で、nameがそれぞれcover、TOC、Startであるブックマークを挿入すればOKです。

5.Web Page, Filtered (*HTM & *HTML) 形式で保存
これはeBookを作成するために必須のものです。
コンテンツ作成作業はすべて完了してから、別名保存で、適当なところに、Web Page, Filtered (*HTM & *HTML) 形式で保存します。

6.電子書籍をアップロードし、出版!
KDPにログインして、Upload Bookで作成した作品をアップロードします。meta情報を入力し、Save and Publishをクリックしてから、約24時間後、Kindle Storeで見られるようになります。

7.その他注意事項
以上の作業はすべて無料で行えます。ISBN番号だけは、別途に申請しなければいけないし、有料です。
しかし、かといって、なんでも出版できるでもありません。Amazonによる審査があり、以下のものはまず却下されます。
・ポルノ(Pornography )か人に不快感を与える(offensive)性的な表現(Pornography)
・人に不快感を与える表現(offensive Content)
・違法あるいは権利侵害の内容(Illegal and Infringing Content )
・Public Domain and Other Non-Exclusive Content
・貧弱な内容(Poor Customer Experience )

参考情報:
日本Kindleの会:Kindleを愛用する人、Kindleで本を出版したい人、KDKでアプリケーションを開発したい人、その他Kindleに興味を持つ人が集まるSNSです(非公式)(同サイトによる)。「Kindleの便利な使用方法や出版・アプリ開発に関しての情報交換」です。

No comments:

Post a Comment