Thursday, May 10, 2012

視力回復トレーニング-本当?ウソ?

    視力が悪くなると、眼鏡を掛けるか、レーシックに行くかしかないです。しかし、前者は一生眼鏡と付き合わなければいけないし、格好いいサングラスとは無縁になってしまいます。コンタクトレンズにすると、毎日目からモノを出し入れしなければ行けず、炎症や各種眼疾患のもとになします。

    一方、視力アップに効果があった話題の視力回復トレーニングベスト5のようなサイトでまとめたように、各種の「トレーニング」で、視力を回復させる方法も提唱されています。同ページであげられている方法は以下のようなものがあります。

  • 中川和宏先生(米国医学博士)の視力アップトレーニング
  • 指で目の周りを2秒ずつマッサージしていく方法
  • 遠くの対象物を見つめる視力アップ法

    ただし、Wikipediaによると、 「俗に言う視力回復「トレーニング」と称するものは医療行為ではなく、医学的根拠がない。 またその際に使用される、ピンホール現象を用いた眼鏡などの機器も、国が認可した「医療機器」ではない。 サプリメントや健康器具のように、薬事法及び景品表示法に違反するような宣伝を行う企業も多く存在する」。

    現に、視力回復のキーワードで検索してみると、怪しげなページばかりで、どれもこれも効果絶大なようなことしか言っていません。そのようなページの真の目的は、視力回復とされる商品の宣伝だけです。

    そんなに簡単に回復するならば、眼鏡やらコンタクトレンズなんか商売にならなくなりそうです。でも現実としては、上記のような方法を試しても、大して効果がないか、全くないのはほとんどでしょう。『川村式 ジニアスeye』 で視力回復に挑戦!日記へようこそ!のような、堅実的(と信じたい)なページは本当一握りしかありません。因みに、同ページによると、目の疲労感は改善される実感があっても、視力回復の効果は確認できていないようです。

    個人的に信憑性のある言い方としては、トレーニングで効果が期待できるのは、目の成長が「止まる」前の年齢層の人に限ることです。

No comments:

Post a Comment