Thursday, September 28, 2023

About the Yokota Airspace 横田空域とは

コトバンクによると、横田空域
「米軍横田基地(東京都福生市など)が管制権を有する日本の空域。正式名称は「横田進入管制区」。1992年と2008年の一部返還を経て、18年現在、1都8県の高度約2400~7000メートルに及ぶ階段状の空域となっている。域内にある厚木基地、入間基地などを離着陸する米軍機や自衛隊機の管制業務を横田基地の米軍が行っている。民間航空機も飛行計画を提出すれば航行は可能だが、手続きが煩雑なことなどから、羽田空港や成田空港から西日本・北陸方面へ向かう民間航空機の飛行ルートの障害となってきた。しかし、20年の東京五輪・パラリンピックに向けて羽田空港の国際線の発着枠を増やすためには同空域を通る新飛行ルートの導入が不可欠であるとして、日本政府が米軍に交渉し、18年11月、空域を通る一部旅客機の管制を日本側が行うことで合意する見通しとなった。
(2018-11-06)」

なぜ羽田空港は東京上空に飛行機を"飛ばしまくる"必要があるのかによると、「(20)19年1月、政府は東京オリンピック・パラリンピックの開催に向けて羽田空港の国際線増便に向け、米軍に管制権がある横田空域」を一部通過する新しい飛行ルートの航行をアメリカと合意したと発表した。20年3月からは現在、1日最大で80便のところ、50便増えて130便まで拡大する。」

2024年9月28日現在、例えば中野駅近くからでもこのような景色は頻繁に見られています。
建設中の中野駅ビル。
いずれ焦点距離が100mm換算。

[2]によると、上記の合意の前には、「この首都圏上空を覆う広大な「見えない空の壁」があるために、(羽田空港を発着する)民間航空機はこれを迂回して、東京湾上空に飛んだり、大きく飛び越えたりしています。
 そしてその結果、遠回り飛行をさせられているのが現状です。
 これは戦後70年も経った現在でも、首都圏上空の管制権が米軍に奪われたままである為に、民間航空機の乗客が、その遠回りのコストを負担しているわけです。」

さらに、上記の合意までは、「これまでに日本政府は、横田空域の返還を繰り返し米国に求めきており、部分的には返還されてきました。
1992年には空域の約10%、2008年に約20%が返還されるなどしてきた経緯があります。」

2019の合意により、「横田空域返還後、東京~大阪20分短縮!」([2])だそうです。日本国民はそれだけ余分な出費を強いられてきたことです。

参考リンク

No comments:

Post a Comment